イージス艦 *
あたご* と
マグロはえ縄漁船 *
清徳丸* の衝突から
1週間 いまだに二人は行方不明である
突然の事故で残された家族の心境を思うと書き表す言葉が見当らない
海上自衛隊や
防衛省大臣から記者会見があってもその内容が二転三転、
事実はどこにあるのだろう
衝突事故の直後から
海上自衛隊ははもちろんのこと、地元
周辺漁港の
漁船が必死に二人の捜索に当たっているがまだ見つかっていない
手を合わせ二人の生還を祈っている姿を映像で見ていると
何でもいい、かけらでもいい、二人に繋がる痕跡がみつからないかと
願うばかりである
事故から1週間後、清徳丸船長の兄の言葉が発表された
『弟には冷たいようだがみんな精一杯やってくれている これ以上は迷惑を
かけられない 捜索は打ち切ってほしい』
今 行方不明になっているのは自分の弟と甥である
家族を思う気持ちと捜索に当たってくれている仲間の板ばさみとなって
断腸の思いで発した言葉だろう
苦渋の選択をしたこの言葉に生涯この兄は苦しむかも知れない
それだけ重い言葉である
海上自衛隊も
制服組 背広組 といっている場合ではない
心をひとつにして二人の捜索に全力を挙げなければならない
国民を守るべき
自衛隊が国民を見殺しにしてはならない
生存の確率がどんなに少なくても二人をどんな姿ででも家族の下に
返してやるのがまずしなければならないこと、と私は思う
漁港で太鼓をたたいて無事を祈る姿は 遭難している二人に
『ここに帰ってくるんだよ』 と知らせているように
私には聞こえた・・・・・・
原因究明は徹底にやってほしい 犠牲になった二人を ’無 ’にしてはならない